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2023.03.22
沖縄旅行の魅力!竹富島・小浜島・西表島編
沖縄好きなら一度は挑戦してみたい離島めぐり。石垣島を拠点にした八重山諸島ツアーは、離島めぐりの王道です。今回は、八重山諸島の中でも観光客に人気の「竹富島」「小浜島」「西表島」の魅力を紹介します。
■いにしえの沖縄の原風景に癒される「竹富島」
石垣港離島ターミナル(以下:石垣港)から船で約10分。石垣島に最も近い離島・竹富島は、古き良き沖縄の風景が今も息づく島です。国の重要伝統的文化財に指定された集落には、赤瓦屋根の民家、真っ白な砂道、屋根の上のシーサーなど、昔ながらの美しい街並みが広がります。
そんな竹富島では、沖縄情緒をゆっくり楽しむ旅がベスト。水牛車に乗ってのんびり島観光をしたり、レンタサイクルをしたり、時間を忘れて過ごす旅は至福です。
また竹富島のビーチは個性派ぞろいです。干潮時には沖合まで砂浜が現れる「コンドイ浜」や、星や太陽の形をした砂がある「カイジ浜」など、眺めるだけで楽しいのが竹富島のビーチ。海水浴よりも浜辺の散歩やサイクリングがおすすめです。
さらに宿泊施設は、赤瓦屋根がモチーフの民宿が中心です。家主のおじいおばあが温かく迎え入れてくれますよ。日帰り観光も良いですが、竹富島ならではの島時間を一層ゆったりと味わうなら宿泊もおすすめです。
■サトウキビ畑が広がるのどかな田舎町「小浜島」
石垣港から船で直行30分あまり。竹富島を経由して訪れる観光客も多い小浜島は、小さな島いっぱいにサトウキビ畑が広がります。特に有名な「シュガーロード」は、 約1キロメートルにも渡ってサトウキビ畑の間を抜ける一本道。小浜島ならではのスポットです。
小浜島の中心には、八重山諸島の”てんぶす”(へそ)と呼ばれる「大岳(うふだき)」があります。大岳は小浜島で一番の標高で、頂上の展望台からは八重山諸島に属するほとんどの島を見渡せます。晴れた日はぜひ足を運んでみてくださいね。
また小浜島と竹富島の間には、干潮時だけに現れる「幻の島」が存在します。正式名称を「浜島(はまじま)」といい、砂浜で形成された三日月形の小さな島です。小浜港から船で10分ほどの距離にあり、ツアーの種類も豊富にあります。潮の満ち引きは日によって変わるため、事前にタイミングをチェックして幻の姿を確かめに行ってはいかがでしょうか。浜島が現れている間は海水浴も楽しめますが、日光を遮るものが何もないので日焼け対策は必須です。
■アクティブに大自然を楽しむ「西表島」
西表島(いりおもてじま)は、石垣港から船で直行約40分。県内では沖縄本島に次ぎ2番目に大きい島で、面積のほとんどが亜熱帯ジャングルに覆われています。島の名前から連想する人も多い「イリオモテヤマネコ」など、国指定特別天然記念物に登録された珍しい生き物たちも生息しています。
西表島は、大自然を生かしたアクティビティが盛んです。日本最大級のマングローブ・仲間川のクルーズは、壮大なジャングルの世界を体感するツアー。遊覧船で周るため、子供から大人まで誰でも楽しめます。
さらに西表島は滝の名所としても有名です。落差55メートルの「ピナイケーラの滝」を目指すトレッキングツアーは、西表島で一番人気のアクティビティです。
また西表島といえば、隣接する小さな島々も観光スポット。海を渡る水牛車が有名な「由布島(ゆぶじま)」、熱帯魚たちを横目に泳げる「バラス島」が有名です。西表島は東西南北に観光名所が点在しているため、あらかじめ行きたい場所を決めて計画的に旅をしましょう。
以上、八重山諸島で人気の三つの島をご紹介しました。
八重山諸島には、竹富島・小浜島・西表島のほかに、離島めぐりの拠点となる石垣島をはじめ、黒島・波照間島(はてるまじま)・鳩間島(はとまじま)・与那国島があります。観光スタイルや滞在に必要な時間が島によって異なるため、まずはガイドブックを手に取って、八重山諸島の情報収集から始めてみましょう。
<まとめ>
・沖縄の離島めぐりは、八重山諸島コースが王道
・竹富島・小浜島はゆったり派、西表島はアクティブ派におすすめ
・八重山諸島は島によって観光スタイルや日数が異なるため事前の情報収集がカギ
八重山諸島に共通するのは、沖縄情緒に溢れたロケーションと島時間です。
一度にたくさんの島を巡るも、ひとつの島でのんびりするも良し。
それぞれの特徴をチェックして、余裕ある離島めぐりを楽しんでくださいね。
<著者プロフィール>
いけだあかり
【経歴】
ウエディングプランナー10年目。「アールイズ・ウエディング」のプランナーとして沖縄・ハワイ・グアムの結婚式を200件以上担当したのち、全国約30店舗の旅行会社でリゾートウエディングを提案・販売する。これまで関わってきたカップルの数は1,000組以上。また、自身も沖縄で結婚式を挙げる。プランナーと卒花の経験を活かし、現在はWebライターとしても活動。ウエディングの記事執筆を担当する。