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2025.07.14
家族や友人、同僚だけ招待する少人数で行う沖縄 結婚式の内容と費用を解説
沖縄での少人数の結婚式は、家族や親しい友人や同僚との心温まるひとときを叶えるスタイルとして人気を集めています。こちらの記事では、少人数の沖縄結婚式を行う魅力やメリット、費用相場やおすすめの過ごし方まで、初めての方にも分かりやすく解説します。
すでに少人数での沖縄結婚式が決まっている人はもちろん、「これから沖縄での結婚式を検討する」「ゲストをどこまで呼ぶか迷っている」人もぜひチェックしてください。
家族や友人、同僚だけで行う少人数の沖縄結婚式の魅力
親しい友人や同僚とゆったり過ごせる
沖縄結婚式の平均招待人数は、約14.5人*。一般的な挙式・披露宴は60~70人が平均といわれる中で、かなり厳選された人数で実施されていることが分かります。少人数の魅力は、ゲスト一人ひとりとゆったりと過ごせる時間がもてること。大人数の結婚式ではなかなか難しい「会話」や「感謝の気持ちを直接伝えられる」場面が多くなります。
* アールイズ・ウエディング調べ
海外に比べて手軽に楽しめる
沖縄は、透明度の高い海と南国の空気が味わえるリゾート感が魅力でありながら、パスポート不要で移動もスムーズなため、海外に比べて手軽に楽しめます。非日常なロケーションに加えて、日本国内の安心感、行きやすさを兼ね揃えた、ふたりにもゲストにも優しいエリアです。
比較的準備の負担が少ない
沖縄結婚式は、3~4ヶ月あれば準備が完結します。日程や式場を決めるのが、挙式の約6~8ヶ月前あたりで、1年前から準備を始める挙式・披露宴に比べて負担が少ない点も魅力のひとつ。招待する人数にもよりますが、打ち合わせ回数は2~3回あれば十分で、少人数になればなるほど決定事項が少なく、準備のハードルは下がります。
ハネムーンや家族旅行も兼ねられる
沖縄での結婚式をきっかけに家族旅行を実現したり、挙式後にそのままふたりでハネムーンの実現も可能。大人になってからの家族や友人との旅行は、多くの場合、そう簡単にできることではありません。実際に沖縄で少人数の結婚式をした方たちからは「大人の修学旅行みたいで楽しかった!」なんて声も。旅の前半はゲストと、後半はふたりだけの思い出を楽しむのも素敵ですね。沖縄でハネムーンをしたい場合は、離島巡りもおすすめです。
ゲスト一人ひとりに手厚いおもてなしができる
大人数の挙式・披露宴でありがちなのが「ゲストとあまり話せず終わってしまった」という声。少人数なら、ゲストと関わる時間も長く、一人ひとりに対して手厚いおもてなしが実現します。ふたりの本当に大切な人たちだけが集まる場だからこそ、料理、宿泊先、ギフトなど、目的に応じて細部までこだわった心配りができます。
家族や友人、同僚だけで行う少人数の沖縄結婚式のメリット
結婚式のゲストの招待を家族のみ、少人数にするメリット
結婚式のゲストを家族のみ、少人数で行う場合、以下のようなメリットがあります。
家族のみ、少人数のみで行う結婚式のメリット
・本当に来てほしい人たちと心の距離の近い時間を過ごせる
・準備や当日の進行もシンプルになり、気疲れしにくい
・費用面の調整がしやすい
家族のみ、少人数で行う結婚式は、ふたりもゲストも気を配る必要がほとんどなく、リラックスした時間を過ごせます。また、引き出物やギフトなどの費用も抑えられるため、コスト面でも無理のない結婚式が実現します。心と時間に余裕が生まれることで、結婚式当日にゲストとたくさん関われるのはもちろん、準備期間中の「決めることが多くて疲れた」といった状況も起こりにくくなるでしょう。
沖縄で結婚式を少人数にするメリット
沖縄で家族のみ、少人数のみの結婚式を行う場合、以下のようなメリットがあります。
沖縄で少人数で行う結婚式のメリット
・家族旅行を兼ねて、ゲストと一緒に観光やリゾート気分を味わえる
・フォトスポットが豊富で、記念になる写真をたくさん残せる
・全国各地から足を運べて、大人数で移動する手間や費用も省ける
・短期間滞在が可能かつ少人数のため、ゲストの日程を抑えやすい
・家族のみ、少人数向けの結婚式場の選択肢が多い など
沖縄で少人数の結婚式を選ぶと、リゾートならではの非日常感を楽しみながら、大切な人たちとゆったりした時間を過ごせます。旅行を兼ねて観光も楽しめるほか、移動や日程調整の負担も少なく、ゲストにとっても参加しやすいスタイルです。少人数向けの会場も豊富で、自分たちらしい結婚式が叶いやすいのも魅力です。
家族や友人、同僚だけで行う少人数の沖縄結婚式のゲストの人数の目安。招待の範囲は?
一般的な結婚式に招待する親族の続柄一覧
一般的な結婚式に招待する「親族」とは、新郎新婦から見た立場が次のような人たちのことを指します。
一等親・・・父母
二等親・・・祖父母、兄弟姉妹、義兄妹・義姉妹
三等親・・・曽祖父母、おじおば、名甥
四等親・・・いとこ、大おじ大おば(祖父母の兄弟姉妹)
家族のみを招待する場合の招待する範囲と人数
結婚式に招待する「家族」とは、一般的には、結婚するまであるいは成長過程で一緒に暮らしてきた人たちを指します。最もシンプルなパターンで「親のみ」を招待する場合、ゲスト人数は2~4人程度。兄弟姉妹や同居していた祖父母も入れる場合は、おおよそ5~10人が平均です。
家族と親族まで範囲を広げた場合の人数
家族に加え、親族まで結婚式に呼ぶ場合、ゲストの平均人数は10~20人程度になることが多いです。付き合いの深い人たち(祖父母、おじおば、いとこ、甥姪)を呼ぶケースが一般的ですが、「親族」にはそれぞれの捉え方があるため、招待前に両家の親へ確認すると安心です。
友人や同僚といった親しいゲストを招待する場合の人数
親しい友人や職場の同僚まで範囲を広げる場合、沖縄の結婚式におけるゲスト人数は20~30人程度が一般的です。多いときは40人以上になることもありますが、少人数向けの結婚式場では対応しきれないこともあるため、事前にプランナーへ確認しましょう。
家族や友人、同僚だけで行う少人数の沖縄結婚式の費用相場
人数ごとの費用相場
家族や親しい人たちだけの少人数で行う沖縄結婚式の費用相場は以下の通りです。
※挙式代、会食・パーティ費用、新郎新婦の旅費を含む
-
- 6名の場合(例:新郎新婦、親)
- ・・・80~130万円
- 10名の場合(例:新郎新婦、親やきょうだい)
- ・・・120~170万円
- 15名の場合(例:新郎新婦、親族)
- ・・・150~210万円
- 0名の場合(例:新郎新婦、親族、友人・同僚)
- ・・・250~320万円
衣装や料理のグレード、撮影へのこだわり、演出の有無などによって前後しますが、沖縄で少人数の結婚式を行う場合の費用は、新郎新婦の旅費も含めると上記が相場です。人によって費用をかけたいポイントは異なるため、あくまで目安として参考にしてください。
上記に含まれる費用の内訳
家族など少人数で行う沖縄結婚式に必要な費用内訳は、大きく分けて「挙式費用」「挙式後の会食・パーティーの費用」「旅行費用」があります。具体的には次の要な内訳になります。
挙式費用
・基本挙式料(会場使用料、牧師・シンガー、チャペル装花など)
・衣装代(ウェディングドレス、タキシード)
・ヘアセット&メイク代
・撮影代(写真、映像)
挙式後の会食・パーティーの費用
・食事代(料理、ドリンク)
・会場装飾費(テーブル装花など)
・演出代(ケーキカット、生演奏など)
・ギフト代(引き出物、プチギフト、両親贈呈品など)
旅行費用
・交通費(往復航空券、レンタカー代)
・宿泊代
・その他(お土産代、観光・レジャー費用など)
沖縄での結婚式、挙式のみの費用
沖縄結婚式で、挙式のみ行う場合の費用相場は65.4万円*です。挙式後の会食・パーティーを実施しない分、人数によって変動する食事代もかかりません。よって、ゲストが何名でも挙式代金そのものにはあまり差が出ません。
*出典:令和6年沖縄リゾートウェディング統計調査結果(年間)/沖縄県観光振興課
結婚式、挙式後の会食やパーティーの費用
沖縄結婚式で、挙式後の会食やパーティーを行う場合、ゲスト一人あたりの相場は約3~5万円*です。これは、食事代(料理・ドリンク)に加え、会場装飾、ケーキカット、プチギフトなども含まれます。 ただし、人数が少ないほど、パーティー装花や演出などにかかる費用は最低限になるため、親やきょうだいのみの場合のパーティー費用は、もう少し下がることもあります。一方、親しい友人や同僚を呼ぶ場合は、演出や引き出物などを充実させる分だけ費用も変動します。
*アールイズ・ウエディング調べ
沖縄への旅費
沖縄結婚式の費用で欠かせないのが、旅費(交通費・宿泊代)です。人数ごとの費用相場では、新郎新婦の旅費のみ含めて解説しましたが、参考までにゲストの旅費相場も補足します。
-
- 航空券
- ・・・一人あたり3~8万円(往復)
- 宿泊費(新郎新婦)
- ・・・一人あたり15~30万円(3泊4日)
- 宿泊費(ゲスト)
- ・・・一人あたり3~10万円(2泊3日)
少人数の沖縄結婚式では、新郎新婦がゲストと同じホテルに泊まる場合と、目的や予算に応じて別々のホテルに泊まる場合があります。一般的には、新郎新婦のほうが滞在日数が長く、ホテルや部屋のグレードにもこだわる傾向があるため、ゲストの旅費より相場が高くなります。
リーズナブルにする方法
沖縄結婚式の費用をリーズナブルにしたいなら、次のような方法があります。
平日やオフシーズンを選ぶ
一般的に休みがとりにくいといわれる平日や、沖縄結婚式または旅行のオフシーズンは、挙式費用や旅費が安くなる傾向にあります。具体的には、12~2月の冬季、5月中旬~6月中旬頃です。また、夏休み期間中も、旅費は高くなりますが、結婚式自体は少ない時期のため、挙式費用が落ち着いている場合もあります。時期について詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にしてみてください。
お得なプランやセールを狙う
沖縄結婚式に必要な「挙式費用」や「旅費」がお得になるプランやセールを狙えば、通常よりも総額が抑えられます。ただし、挙式日が限られていたり、直近の予約限定だったり、条件がついている場合がほとんどです。いつでも休みがとれる人や、記念日にこだわりがない人、準備期間が短くても問題ない人におすすめです。
早期特典を使う
「沖縄結婚式をお得に叶えたい」「でも、セールまで待つと予約が埋まりそうで不安」という人は、早期申込特典がおすすめ。費用のお得感も、安心感も、どちらも手に入れられます。特に、航空券やホテルは、予約時期が早いほど「早割」が使えます。旅費が下がるだけでも総額は大きく変わるため、ぜひ検討してほしい方法です。
後日、お披露目パーティー(1.5次会)をする
沖縄結婚式では、挙式と撮影のみを行い、会食・パーティーは、地元などで後日行う方法もあります。それぞれで結婚にまつわるイベントをすると、費用が倍かかる印象も受けるかもしれません。しかし、お披露目パーティー(1.5次会)と題して会費制にすれば、自己負担額は最小限に済みます。特に「沖縄に友人や同僚を呼ぶと、人数が多くなり予算オーバーしてしまう」場合におすすめです。
関連記事:家族のみの沖縄結婚式の費用相場やメリット、ゲストの範囲などを解説|ニュース│沖縄の結婚式・挙式・リゾートウェディングは【アールイズ・ウエディング】
少人数でも割高になることも。沖縄結婚式に招待する家族やゲストの旅費と費用負担方法について解説
お車代の考え方
沖縄結婚式を行う場合、「旅費の負担」について気になる人は多いでしょう。通常、挙式・披露宴では、遠方ゲストに「お車代」を渡すのがマナー。しかし、旅行を兼ねて行う沖縄結婚式の場合は、一般的なお車代の相場では旅費をカバーできず、カップルもゲストも「どうすればいいの?」と迷うことが多いようです。
沖縄結婚式における、ゲストの旅費や費用負担について詳しく解説します。
パターン1:ゲストが旅費を全額負担する(ご祝儀は辞退)
実は、沖縄結婚式では「ゲストが旅費を全額負担する」考え方が一般的です。一見、ゲストの費用負担が多いようにも感じますよね。しかし、ふたりの結婚式はあくまでも沖縄旅行中のイベントだと捉えると、ゲストの旅費の全額を新郎新婦が負担するのは“やりすぎ”になることも。その代わり、結婚式に関わる費用は、新郎新婦が全額負担(ご祝儀は辞退)します。
実際、「気持ちはありがたかったが、全額となると気を遣った」「本当はもっと費用をかけて、好きなホテルに泊まりたかった」などの声もあります。ふたりにとっても費用面の負担が大きくなるため、ゲストの旅費を全額負担する=必ずしもベストとは限らない点は、知っておいたほうが安心です。
パターン2:ゲストの旅費を新郎新婦が一部負担する
少人数の沖縄結婚式でよくあるのが、ゲストの旅費を新郎新婦が一部負担するパターンです。「往復の航空券のみ」「結婚式前後の宿泊代金のみ」など、あくまでも結婚式に関わる交通費または宿泊代を負担します。いわゆるお車代の考え方で、この場合は、結婚のお祝いやご祝儀を預かっていることも。特に、親やきょうだい、親族だと当てはまるようです。
パターン3:ゲストの旅費を新郎新婦が全額負担する
「親孝行を兼ねて、両親の旅費だけでもプレゼントしたい」「無理を言って沖縄に来てもらうので、ゲストに旅費を負担させたくない」などの理由で、ゲストの旅費を全額負担するケースもあります。ただし、ゲスト全員分の旅費を全額負担となると、相当な金額になります。親・祖父母など、特に恩返しがしたい存在がいる場合や、親族からご祝儀を多めにもらっている場合などに限定するのが一般的です。
旅費の負担方法に関わらず、ゲストには早めの報告を
沖縄結婚式のゲストの旅費については、主に3つのパターンがあることを解説しました。いずれにせよ、招待されたゲストが「旅行費用や手配はどうすればいいんだろう」と困らないように、沖縄結婚式に声をかける時点で、ふたりの意向を伝えるのがポイントです。
なお、ゲストに旅費を全額負担してもらう場合は「事前連絡での伝え方」が肝になります。一方、新郎新婦が一部負担または全額負担する場合も「事前のゲストへの意向確認」は必須です。詳しくは次の記事でも解説していますので、気になる人はぜひ参考にしてください。
関連記事:沖縄 結婚式で招待したいゲストに迷惑にならない招待の進め方解説|ニュース│沖縄の結婚式・挙式・リゾートウェディングは【アールイズ・ウエディング】
家族や友人、同僚だけで行う少人数の沖縄結婚式の抑えておくべきポイント
沖縄結婚式を家族や親しい友人、同僚だけの少人数で行う場合に、おさえておくべきポイントを解説します。
会場選びや演出は人数に合ったものを
チャペルやパーティー会場は、自分たちの人数に合っているか、プライベート感はあるかなど、会場の雰囲気はぜひ重視しましょう。また、「少人数だから演出はなしにする」というケースもありますが、何もないと会話のきっかけが生まれず、逆に寂しくなってしまうことも。プランナーに相談しながら、バランスよく演出を取り入れましょう。
計画や予約は早めに
沖縄は、観光地としても大人気のエリアです。少人数だからと油断していると、飛行機やホテルが団体ツアー客で埋まってしまったなんてことも。特に、人気シーズン(春・秋・大型連休など)はすぐに埋まるため、1年前〜半年前までの予約が理想です。
節約したい場合は日程を工夫する
少人数で行う沖縄結婚式のメリットは、新郎新婦とゲストの予定を合わせやすいことです。平日やオフシーズンでも休みを調整できれば、挙式費用や旅費を節約するチャンス。身内の場合は、親族の結婚式という理由で有給申請がしやすいケースも多いため、あらかじめゲストに状況を聞いておくと日程検討がスムーズです。
手配会社のプランナーに早めに相談する
沖縄結婚式は、リゾートウェディングで人気No.1*を誇ります。1年前には予約が動き出すため、結婚式の手配会社にはできるだけ早めに相談しましょう。アールイズ・ウエディングでは、全国33店舗のリゾートウエディング相談カウンターを展開していますので、ぜひお近くの店舗まで気軽に相談に来てくださいね。
*アールイズ・ウエディング調べ
少人数の沖縄結婚式の当日のモデルスケジュール
沖縄で少人数の結婚式を行う場合のモデルスケジュールを紹介します。
挙式前日
-
- 午前中:
- 沖縄へ出発
- 午 後:
- 空港到着後、レンタカーを借りてホテルへ(ゲストは観光も可)
チェックイン後、新郎新婦は挙式の打ち合わせ。ゲストは自由時間。
- 夕 方:
- ふたりだけ、あるいは両家の家族でホテルでの記念ディナー。
挙式当日
-
- 08:30
- 新郎新婦は身支度開始。ゲストはゆっくり朝食などを楽しむ。
- 10:00
- 新郎新婦はフォトツアーへ。ゲストは会場へ向かう準備を。
- 10:30
- 挙式会場にゲストが集合。
- 11:00
- 挙式
- 11:30
- 挙式アフタータイム。記念撮影、フラワーシャワーなどで余韻に浸る。
- 11:45
- ゲストみんなでビーチ撮影。少人数だからこそ実現する撮影を楽しむ。
- 12:30
- 会食(パーティー)開始。約2時間のアットホームな食事会を。
- 14:30
- お開き。ゲストは、そのまま観光地やホテルで自由時間。
新郎新婦も、着替えが済んだらゆっくりフリータイムへ。
少人数での沖縄結婚式は、ふたりだけで過ごす時間、ゲストと一緒に過ごす時間のメリハリがつきやすく、お互いの予定に合わせて自由にスケジュールを組めます。また、ゲストは挙式の前後でも自由時間がしっかりあるため、滞在が短くても沖縄旅行を満喫できます。新郎新婦はゲストよりも長めに滞在して、挙式翌日から観光をたっぷり楽しむケースが多いです。
沖縄結婚式の挙式後の会食やパーティーって?少人数におすすめの演出は?
会食やパーティーの形式と相談、申し込み方法
沖縄結婚式の会食やパーティーとは、挙式後に、ゲストへ感謝とおもてなしの気持ちを込めて行う食事会のことです。一般的な披露宴よりも規模が小さく、ゲストとの距離も近い分、アットホームな時間が流れます。所要時間は2時間程度で、約2時間半~3時半ほどの披露宴に比べるとやや短めですが、少人数で食事と歓談を楽しむにはちょうどいい時間です。
少人数での沖縄結婚式では、ゆったりと料理を味わえるコース形式の会食やパーティーが人気です。プランナーへ結婚式の会場と日程を相談する際に、ゲストとの会食・パーティーを検討している旨を伝えましょう。式場の予約段階で、パーティー会場も合わせて予約してくれます。
おすすめの演出
「家族や親族が中心の少人数の結婚式でも、演出は必要?」と迷うかもしれません。両家の会話が弾んだり、距離が縮まるきっかけになる演出もたくさんありますので、ぜひ取り入れてみてください。例えば、以下のような演出がおすすめです。
ケーキカット
ケーキカットは、食事と歓談が中心のパーティに動きを出せる演出。感謝を伝える「サンクスバイト」や、育ててくれた親に子育ての総仕上げとして行う「ラストバイト」、ゲストを指名する「サプライズバイト」などがあります。大人数だと人前に出るのが恥ずかしいという人も、気の知れた仲間しかいない空間なら、自然体で楽しめるかもしれません。
三線演奏
沖縄の伝統楽器「三線(さんしん)」の生演奏は、家族や親しい友人や同僚だけとの結婚式に沖縄らしさを添える演出です。乾杯にぴったりな盛り上がる楽曲から、しっとりと聴かせる感動的な楽曲まで、沖縄結婚式ならではの空気感をつくります。大切な人たちだけで過ごす時間を、より和やかに、あたたかくて記憶に残る時間にしてくれるでしょう。
家族や友人、同僚だけで行う少人数の沖縄結婚式の過ごし方
平均的な滞在日数
少人数の沖縄結婚式の場合、平均的な滞在日数は3〜4日ほどです。新郎新婦は3泊4日、ゲストは2泊3日あれば、沖縄旅行を十分に楽しめるスケジュールになっています。どうしても休みがとれない場合は、新郎新婦は最短で2泊3日、ゲストは1泊2日での滞在も可能です。
ゲストと特別な時間を過ごせるリゾートならではの滞在型ウェディング
滞在型ウェディングとは、結婚式場がホテルの敷地内にあり、結婚式も滞在も一拠点で完結するスタイルです。少人数の場合、特に家族は新郎新婦と同じホテルに滞在するケースもよくあり、移動を伴わない分、前後のスケジュールでもゆったりゲストとの時間を過ごすことができます。
ハネムーンも兼ねる過ごし方も
新郎新婦が、結婚式とハネムーンを兼ねて過ごせるのも沖縄結婚式の魅力です。例えば、挙式はゲストも集まりやすい沖縄本島で行い、その後、ふたりだけで離島に行ってのんびり過ごすスケジュールも人気です。ハネムーンを兼ねる場合は、平均よりも少し長めに休みをとり、4~7日ほど滞在する新郎新婦が多いようです。
滞在型ウェディング、ハネムーンに対するアールイズ・トラベルの紹介とおすすめポイント
アールイズ・トラベルは、沖縄をはじめとするリゾートウェディングに特化した旅行会社です。結婚式と同じ窓口で、旅行の手配から宿泊・観光のアドバイスまで一貫してサポートするため、打ち合わせがスムーズになるほか、旅先でトラブルがあった際にも、式場と迅速な連携が可能です。少人数で沖縄結婚式を検討されている方のための特典や、結婚式と一緒に申し込むからこそ選べるアールイズ・トラベル限定のプランもあります。
家族や友人、同僚だけで行う少人数の沖縄結婚式におすすめの式場
ザ・ギノザリゾート美らの教会
約1万坪の結婚式のためだけにつくられたプライベートリゾートの中に、チャペル・パーティ会場・控室などを全て完備。家族や親しい友人や同僚だけで、ゆったりとした時間を過ごすことができます。沖縄本島の中部エリアに位置し、周辺ホテルの選択肢が多く、結婚式の前後で観光スポットに立ち寄りやすいのも魅力です。
瀬良垣島教会
「ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄」の敷地内にある独立型チャペル。結婚式はもちろん、滞在中も上質なサービスと途切れることのない特別感のなか時間を過ごせます。コンセプトは沖縄の言葉で「つながり」という意味を持つ「結い-ゆい-」。家族や親しい友人や同僚とのつながりを感じられる、あたたかな1日を過ごせます。
ザ・ビーチチャペル
那覇空港から車で約10分と抜群のアクセスを誇る「ザ・ビーチチャペル」。ホテル併設で忙しくて沖縄にあまり滞在ができないゲストや、あまり移動の負担をかけたくない年配のゲストなどがいる場合にもおすすめです。
白の教会
沖縄本島の北部、美ら海水族館のすぐ近くにある「白の教会」。「家族との時間」をテーマに作られた会場で、新しい家族の誕生をみんなで祝う「家族のセレモニー」や、挙式前に行う家族とのファミリーファーストミートを用意。ファミリー婚や子連れのゲストがいる少人数の結婚式にもおすすめのチャペルです。
太陽が彩る自然の教会
世界自然遺産に登録されたエリアにあり、沖縄本島でありながら離島のようなロケーションが広がるチャペル。チャペルで結婚式を行ったあと、ビーチを目の前にのぞむデッキで家族や親しい友人や同僚とカクテルパーティを楽しめます。沖縄に何度も行ったことがあるゲストがいる場合や、とにかく時間を忘れてゆっくり過ごしたい人におすすめです。
宮古島教会
全国の主要空港からの直行便も多い宮古島は、沖縄の離島で少人数の結婚式を挙げたいふたりにぴったり。宮古ブルーと呼ばれる海と伊良部大橋を臨む絶景のロケーションを誇るチャペルです。挙式後のパーティは、フルコース・ビュッフェなど異なるスタイルから選べるため、自分たちらしい時間を過ごすことができます。
奏の教会
宮古空港から車で約15分。約100万坪もの広大な自然に囲まれた「シギラセブンマイルズリゾート」の中で、海沿いに佇むチャペルが「奏の教会」です。木の温もりに包まれて、宮古島の“ありのまま”を感じる空間。おもてなしのスタイルを選べるパーティーも特徴です。1日2組だけのゆったりとした島時間の中、宮古島らしい飾らないひとときを過ごしたい人におすすめ。
<著者プロフィール>
いけだあかり
【経歴】
ウエディングプランナー10年目。「アールイズ・ウエディング」のプランナーとして沖縄・ハワイ・グアムの結婚式を200件以上担当したのち、全国約30店舗の旅行会社でリゾートウエディングを提案・販売する。これまで関わってきたカップルの数は1,000組以上。また、自身も沖縄で結婚式を挙げる。プランナーと卒花の経験を活かし、現在はWebライターとしても活動。ウエディングの記事執筆を担当する。
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