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2018.01.01
沖縄でウェディングフォトの費用相場。旅費、スケジュールや節約方法などを解説
「沖縄でウェディングフォトを撮るなら、費用はどれくらいかかるの?」そんな疑問を持つふたりのために、沖縄のウェディングフォトの費用相場や内訳、ロケーション別の料金目安、節約方法をわかりやすく解説します。
また、沖縄のウェディングフォトに欠かせない旅行費用や、撮影におすすめの時期、よくある声や気を付けるべきポイントもご紹介。
「できるだけ費用はおさえて、満足のいく写真を撮りたい」「せっかくなら旅行も充実させたい」など、沖縄でのウェディングフォトに興味がある人は、ぜひ参考にしてください。
沖縄のウェディングフォトの魅力
青い海、白い砂浜、南国らしい自然に囲まれた沖縄は、日本国内でありながらリゾート感あふれる絶好のロケーション。ハワイやグアムなどの海外に行かなくても、非日常感たっぷりのウェディングフォトが叶います。美しいビーチやチャペル、緑豊かなガーデンなど、選べるロケーションも多彩で、ふたりの理想にぴったりの一枚が残せるのも大きな魅力です。
ロケーションの魅力
・日本にいながら、まるで海外のような美しい海や南国の風景で写真が残せる
・透明度が抜群の海、緑豊かな自然、風情ある町並みなどバリエーションが多彩
旅行の魅力
・撮影だけでなくリゾートステイも思う存分楽しめるため、新婚旅行も兼ねられる
・パスポートやビザの取得が不要で、海外と比べて準備の手間がかからない
・渡航費や宿泊費が抑えられる分、衣装や撮影内容をグレードアップしやすい
国内ならではの利便性や安心感の魅力
・長期の休みを確保しにくい方でも、短期間でも十分満喫できる
・空き状況次第で、撮影の直前予約が可能な場合もある
・言語の壁がなく、自分たちの希望や細かい要望もしっかり伝えやすい
沖縄は、世界トップクラスの美しい海を持つリゾート地でありながら、国内なので気軽に行けるのが魅力です。海外旅行のように1週間単位で予定を組む必要がなく、2泊3日あれば撮影と旅行の両方を無理なく楽しめます。ふと思い立ったときに実行できる手軽さと、準備のしやすさも、多くのカップルに選ばれている理由です。
関連記事:フォトウエディングの費用やスケジュール、人気エリアからメリット・デメリットまで一挙公開!|ニュース│沖縄の結婚式・挙式・リゾートウェディングは【アールイズ・ウエディング】
沖縄のウェディングフォトの費用相場と内訳
沖縄のフォトウェディングには、スタジオ撮影とロケーション撮影があります。それぞれの特徴、費用相場と内訳について解説します。
スタジオ撮影
スタジオ撮影の平均費用は約20万円で、最も多い価格帯は10万〜15万円です*。「ロケーション撮影とは別の衣装が着られる」という理由で選ぶ人も多いため、衣装の数を増やしたり、撮影データ以外にアルバムを追加したりすると、金額は変動します。
*参考:ゼクシィ結婚トレンド調査2024
スタジオ撮影の内訳
スタジオ撮影の費用は、一般的に「撮影プランの中に含まれるもの」と「オプションで追加するもの」があります。プラン内容は撮影会社によりますが、基本的には以下の内容をおさえていれば撮影が可能です。
スタジオ撮影に必要な費用
撮影料、衣装代、着付け代、ヘアセット・メイク代、写真データ料、設備料
スタジオ撮影は、室内で撮影が完結し、フォトバリエーションやオプションの数も限られているため、ロケーション撮影に比べて費用を抑えやすいといわれています。
ロケーション撮影
ロケーション撮影とは、ビーチや森の中など屋外での撮影を指します。平均費用は、約20万円で、最も多い価格帯は15万円前後です*。スタジオ撮影に比べてオプションサービスが多く、介添えやカメラマンの出張料も必要なため、やや高い料金設定になっています。ただし、5万円前後でカジュアルに撮影が可能なプランもあり、費用には個人差があります。
*参考:ゼクシィ結婚トレンド調査2024
ロケーション撮影の内訳
ロケーション撮影の費用は、スタジオ撮影の内訳に出張料などの費用が加わります。また、室内に比べてフォトバリエーションが多く、その分、撮影カット数に応じた費用が設定されている傾向にあります。
沖縄のウェディングフォトの追加費用
ウェディングフォトの追加費用には、以下のようなものがあります。
カット数の追加
一般的に、プランに含まれる撮影料にはカット数が定められています。そのため、基本のカット数から枚数を増やしたい場合は、追加料金が必要となります。スタジオ撮影でも、ロケーション撮影でも、まずは自分たちのプラン内にどれくらいのカット数が定められているかを確認しておくとよいでしょう。
衣装のランクアップ料金
ウェディングフォトの撮影プランには、多くの場合で、基本の衣装代が含まれています。もし、プラン内で選べる金額以上の衣装にする場合は、ランクアップ料金として、追加になった分の衣装代が必要です。ただし、定価ではなく基本衣装代からの差額分となります。衣装を持ち込む場合は、持込料がかかるかどうかも確認しておくと安心です。
撮影データの購入・修正
撮影データがプランに含まれない場合、別途データの購入が必要です。また、撮影したデータを色調補正したり、写り込んだ人を消すなどの画像修正を希望する場合は、オプション扱いとなるケースがほとんどです。せっかく撮影しても、手元にデータが残らないということがないように、事前に撮影会社のプランやオプションでの対応可否を確認しておきましょう。
写真の焼き増し
撮影したデータを現像し、写真を焼き増ししたい場合にも、追加料金となるケースが多いです。また、撮影データだけではなく、形としてアルバムにも残したい場合も、別途オプション扱いとなります。最近は、データさえあれば自分たちで現像、フォトブックにできるサービスも多くありますが、いずれにしても費用や手間がかかるため、方向性を確認しておくと安心です。
施設使用料
ウェディングフォトの撮影場所によっては、施設の使用料が追加で必要なケースがあります。沖縄の場合、観光地やビーチでも撮影が可能なことがありますが、撮影許可をとったり、入場料が必要な分の料金だと捉えておくと分かりやすいです。撮影プランに施設使用料が含まれているか、別途費用が追加になるかをあらかじめ確認しておきましょう。
その他(動画撮影、カメラマン指名、早期納品など)
沖縄の場合、特に屋外のロケーション撮影で多いのが、映像(ムービー)撮影の追加です。中には、ドローンを使ってダイナミックな映像を撮る人も。「この人に撮ってほしい」と、カメラマンを指名する場合は、オプション扱いとなります。
また、沖縄でウェディングフォトをして、地元に戻ってから披露宴やリターンパーティーを行う場合は、撮影データの納期も要チェックです。もし、通常納期が間に合わない場合は、オプションで早期納品ができるかどうかも確認しておきましょう。
沖縄のウェディングフォトに必要な旅行費と観光費用の相場
沖縄でウェディングフォトを考えるなら、撮影費用だけでなく、移動や宿泊、観光などの旅行にかかる費用も考えておきたいですよね。「せっかくなら旅行も楽しみたい」「ハネムーンも兼ねてウェディングフォトをしたい」といった希望があるふたりのために、沖縄のウェディングフォトに必要な旅行費と観光費用の相場を詳しく解説します。
沖縄旅行の費用相場は?
調査によると、沖縄へウェディングを目的に訪れたカップルの観光支出は、一人あたりおよそ21.6万円*。訪れる時期や旅行のこだわりによって前後はあるものの、どんな体験をしたいかを明確にしておくことで、お金のかけどころと節約ポイントのバランスがとりやすくなります。
*出典:令和5年沖縄リゾートウェディング統計調査結果(年間)
航空券とホテル代
「旅費」として最も大きな割合を占めるのが、航空券とホテルの費用です。航空券は、往復で一人あたり約4〜7万円程度*が目安。LCCを活用したり、早めに予約することでお得になるケースもあります。一方で、繁忙期や直行便、プレミアムシートを選ぶと、価格が上がる傾向に。
宿泊費の相場は3泊4日で、一人4〜12万円前後*。ハネムーンを兼ねることも多いふたりきりの結婚式では、「非日常感」を求めてハイクラスなホテルやオーシャンビューの部屋を選ぶカップルも増えています。
現地での移動はレンタカー手配がおすすめ
沖縄現地での移動にはレンタカーが便利。航空券や宿泊のセットプランに含めるか、現地のレンタカー店で手配する方法があります。1日のレンタル料は数千円〜1万円前後で、車の種類や保険内容、利用期間により金額が変わります。
観光や食事、思い出づくりも忘れずに
せっかくの沖縄。ウェディングフォトだけでなく、観光やグルメも楽しみたいですよね。ダイビングやシュノーケルなどのアクティビティ、観光スポットの入場料、そして食費も含めてある程度の余裕を持っておくと安心です。沖縄ならではのローカルフード巡りや、行き当たりばったりの食体験も旅の魅力。プランを練るのも、敢えて計画をしないで出会いを楽しむのも、ふたり次第です。
お土産や記念品の予算も検討を
ふたりだけのウェディングフォトでは、感謝の気持ちをこめてお土産や記念品を贈るケースも少なくありません。引出物の代わりになるような品を用意するため、通常のお土産代より少し高めに見積もっておくのがおすすめ。また、琉球ガラス、やちむんなど、沖縄の伝統工芸品をふたりの結婚記念として残すのも素敵な思い出になります。
関連記事:ふたりだけの沖縄結婚式の魅力と成功させるポイントを解説|ニュース│沖縄の結婚式・挙式・リゾートウェディングは【アールイズ・ウエディング】
沖縄のウェディングフォトの種類
ウェディングフォトには、大きく分けて「ウェディングフォト」と「前撮り」の2種類があります。それぞれの違いや特徴を解説します。
ウェディングフォト
ウェディングフォトとは、挙式や披露宴を行わずに、写真撮影をメインに結婚の思い出を残すスタイルです。新郎新婦ふたりだけで撮影するケースもあれば、家族が参加して撮影後に食事を楽しむプラン、複数のロケーションをめぐるフォトツアー付きのプランなどもあります。近年では、結婚式の新しい形としても注目を集めています。
前撮り
前撮りは、結婚式よりも前に撮影する記念写真のこと。結婚式では選ばなかった衣装を着て撮影できたり、結婚式当日の慌ただしさを避け、ゆっくり撮影できるのがメリットです。ウェディングフォトに比べると、撮影枚数は少なめ。料金も比較的リーズナブルで、シンプルなプランなら数万円から可能な場合もあります。ただし、プラン内容やオプションは事前にしっかり確認しておきましょう。
沖縄のウェディングフォトの費用を賢く節約する方法
沖縄でのウェディングフォトは、ちょっとした工夫で費用を抑えることが可能です。ここでは、コストを抑えるための具体的な方法をご紹介します。
平日に実施
沖縄でのウェディングフォトは土日が人気ですが、平日を選ぶことで料金が数万円安くなるケースがあります。平日は観光客が少なく、ビーチや絶景スポットで他人が写りこみにくいため、ふたりだけの写真をゆっくり撮るにはぴったり。静かなロケーションで、より理想的な写真が残せます。
オフシーズン、梅雨など旅費が安い時期を選ぶ
航空券やホテル代が安くなるオフシーズンや梅雨の時期に撮影を計画すれば、全体の費用をぐっと抑えられます。一方で、大型連休や7月〜8月などのハイシーズンは予約が集中し、旅費が大幅にアップするため注意が必要。時期によっては10万円以上の差が出ることもあるため、撮影費用だけでなく旅費も含めて計画を立てるのがポイントです。
ドレスを着て撮影する
フォトウェディングで着る衣装も費用を左右する要素のひとつ。ウェディングドレスは、和装や沖縄ならではの伝統衣装「琉装」に比べて費用を抑えやすく、1着での撮影に絞ることでコストダウンになります。小物やアクセサリーを自分たちで用意すれば、さらに費用を抑えることができます。
アルバムを購入しない
ウェディングフォトの撮影データとは別にアルバムを注文すると、1冊5万円以上かかることもあります。中には30万円以上の高価なアルバムも。もちろん、その分のクオリティも高くなりますが、費用を抑えるなら、データだけ受け取ってアルバムを自作したり、落ち着いてから必要に応じて注文したりすることで、初期費用をぐっと抑えることができます。
沖縄のウェディングフォトでおすすめの時期
沖縄のウェディングフォトには、年間の中でも撮影や旅行に適したおすすめの時期があります。
春(3月~4月)
待望の海開きシーズン。地元の言葉でも「うりずん」と呼ばれるくらい過ごしやすい時期です。比較的雨量が少なく、最低気温20℃前後、最高気温25℃前後と寒暖差もほとんどないため、沖縄ウェディングフォトにもぴったりの季節。特に、春休みを過ぎた4月上旬〜ゴールデンウィークに入る前あたりまでは、旅行費用も抑えられるためおすすめです。
夏(6月下旬~7月上旬)
梅雨が明け、台風シーズンに入る前の時期。最高気温は28~30℃前後ですが、風があり暑さを感じにくいため、これから本格的な夏を迎える沖縄で、リゾートらしい気候のもと結婚式が叶うと人気のシーズンです。連休などがある時期ではないため、夏休みに入るまでは、航空券やホテル代の費用、観光客の数も落ち着いています。
秋(10月中旬~11月)
夏本番の暑さが過ぎ去り、台風シーズンも避けられる10月中旬〜11月は、沖縄ウェディングフォトで大人気のシーズンです。湿度も安定し、暑すぎず寒すぎずカラッとした気候に心地よい風が吹きます。本州と沖縄の寒暖差が少ないため、旅行の荷造りも困りません。撮影のほかに、海やビーチでのアクティビティを楽しみたい人は、海開き中の10月末までがおすすめです。
冬(12月)
12月と聞くと、寒そうなイメージがありますが、沖縄の平均気温は20℃前後。しかも、年間を通して最も雨量が少ない時期でもあります。さらに、年末年始に入るまでは観光客も少なく、ゆっくり観光やホテルステイを楽しみたい方にもおすすめ。ウェディングプランナーが自身の結婚式やウェディングフォトの時期に選ぶほど、実は穴場の季節です。
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沖縄のウェディングフォトにおすすめのロケーション
沖縄は、まるで海外にいるかのような美しいロケーションと独自の文化が息づく場所。そんな沖縄には、ウェディングフォトにぴったりの多彩な撮影スポットが点在しています。沖縄らしさを感じられる人気のロケーションを紹介します。
ビーチロケーション
沖縄のウェディングフォトといえば、ビーチでの撮影を思い描いている人も多いでしょう。国内屈指の透明度を誇る沖縄の海。真っ白な砂浜とエメラルドグリーンの海が織りなすコントラストの美しさは、言うまでもありません。太陽の光が輝く日中のビーチはもちろん、幻想的なサンセットビーチまで、日本にいながら、海外リゾートのようなウェディングフォトが叶います。
チャペルロケーション
「写真だけでも挙式らしい雰囲気を残したい」という方にぴったりなのが、チャペルを使ったウェディングフォト。バージンロードを歩いたり、指輪の交換やキスシーンを撮ったりと、まるでセレモニーのようなカットが撮れるのが魅力です。憧れのリゾートチャペルをふたりで貸し切り、特別なひとときを写真に残してみてはいかがでしょうか。
ガーデンロケーション
南国ならではの自然を感じられる緑豊かなロケーションも、沖縄ウェディングフォトの魅力です。たとえば、世界自然遺産にも登録された沖縄本島北部の“やんばる”では、雄大な景色とともに撮影が楽しめます。風に揺れる木々や光の移ろいを活かした、映画のようなダイナミックな一枚が撮れるのもこの場所ならではです。
沖縄のウェディングフォトで気を付けたいチェックポイント
ふたりだけの特別な思い出を写真に残せるフォトウェディングは、手軽で魅力的なサービスとして人気を集めています。もともとはリーズナブルで準備も少ないのがメリットとされていましたが、ニーズの急増とともに「物足りなさを感じた」「仕上がりに満足できなかった」と感じる声も増えてきました。
よくある失敗談をもとに、気を付けたいポイントや撮影会社選びのコツをお伝えします。
希望のポーズやヘアメイクなど実現したいことを担当にしっかり伝える
沖縄でのウェディングフォトは、撮影当日に1時間半ほどで衣裳合わせや簡単な打ち合わせが行われます。「何も準備しなくても大丈夫」と思い込み、スタイリストやカメラマン任せにしてしまい、自分の希望をうまく伝えられないまま撮影が進んでしまった…という声がよくあります。
事前に撮りたいポーズを担当者に共有する、リハーサルヘアメイクを行うなどして、イメージを伝えるようにしておくと安心です。ただし、あまりに要望が多くなると、撮影の進行に影響がでてしまうため、プロの意見も参考にしながら準備するのがポイントです。
撮影内容とプラン見積に納得して契約すること
格安に見えるプランでも、選べる衣裳や小物が少なく、現地でオプションを次々追加して最終的に高額になった…という失敗談は少なくありません。
多くの撮影会社では、撮影内容を確認したうえで見積もりを提示し、そこから契約する流れになります。自分たちがどんな撮影をしたいのかをあらかじめ話し合ったり、契約前に担当者に相談するなどして、希望に沿ったプランであるか、内容と金額のバランスに納得できるかを考えたうえでウェディングフォトを契約しましょう。
プラン料金でどのような衣裳の種類が選べるかを撮影会社に直接確認しておく
フォトスタジオには豊富な衣裳がそろっているものの、基本プラン内で選べる衣裳は限られている場合があります。高品質なドレスや和装は有料オプションになることも多く、予算オーバーの原因になることも。
また「衣裳が豊富」とうたっていても、実際にはサイズが限られていたり、小物やアクセサリーが別料金だったというケースもよくあります。事前に、プラン料金で選べる衣裳の種類やサイズ、小物の扱いについて、撮影会社に確認しておくと安心です。持ち込みの可否もあわせてチェックしておきましょう。
沖縄のウェディングフォトをやったあとに後悔する理由3選
結婚式よりも手軽でリーズナブルな点から、近年人気を集めているウェディングフォト。挙式や披露宴を行わない“ナシ婚”という選択肢を選ぶカップルが増えている背景も影響しています。
一方で、あとになって「やっぱりこうすればよかった」「結婚式をやればよかった」と後悔を抱く声も。
参考までに、沖縄のウェディングフォトでよくある後悔と対処法を紹介します。
両親に見せたかった
ウェディングフォトは基本的にふたりだけで完結するため、両親や家族に晴れ姿を直接見せる機会がないまま終わってしまうことも。「母にドレス姿を見てもらいたかった」「父にバージンロードを歩いてもらえばよかった」など、撮影後に想いが込み上げてくる人もいます。最近は、家族と一緒に行うウェディングフォトや、会食付きの撮影プランもあります。
沖縄でのウェディングフォトに親を呼べば、親孝行を兼ねて旅行ができたり、ふたりと一緒に思い出づくりの機会をプレゼントすることもできます。
結婚式への憧れがあり、やっぱり結婚式をやりたかった
「当時は費用や準備の大変さを理由にウェディングフォトだけを選んだけれど、友人の結婚式に参加したら自分もやりたくなった」「入籍から数年経って、人生の節目をちゃんと祝いたい気持ちが湧いてきた」といった声もあります。写真では味わえない“ゲストの祝福”や“セレモニーの空気感”を求める気持ちは、時間とともに大きくなることも。
本当は結婚式への憧れがあるけれど、さまざまな事情で一歩が踏み出せない。現実的には難しいかもしれないと思っている人は、ふたりだけや少人数のみで行う沖縄ウェディングもおすすめです。一般的な挙式披露宴よりも、費用や準備の負担を減らすことができるかもしれません。
ゲストを招待できず、大切な人に結婚の報告ができなかった
ウェディングフォトだけだと、結婚の報告やお披露目の場がないまま終わってしまうのが現実です。「地元の友人や職場の人に、ちゃんと結婚したことを伝えられなかった」「大切な人たちに感謝の気持ちや“けじめ”を示したかった」など、後悔を感じる方もいます。
沖縄でウェディングフォトを撮影して、地元や住んでいる地域に戻ってからお披露目の場を設けるリターンパーティ(1.5次会)の選択肢を視野に入れてもいいでしょう。
沖縄のウェディングフォトで新婚旅行も満喫可能!必要な滞在期間と旅行スケジュール
沖縄での結婚式で平均的な滞在日数
沖縄でウェディングフォトを行う場合の平均的な滞在日数は「3泊4日」です。続いて「4泊5日」が多く、ふたりだけでハネムーンを兼ねて行う場合は、1週間前後の滞在をするカップルもいます。一方、撮影だけを目的に沖縄へ行く場合は、最短で「1泊2日」でも実現します。
沖縄滞在中のモデルスケジュール
沖縄ウェディングフォトの準備が完了したら、いよいよ出発です。現地での滞在中は、どのようなスケジュールで進んでいくのか、平均的な滞在日数の「3泊4日」の例を紹介します。
-
- 1日目
- 午前 出発
正午 沖縄へ到着。レンタカーを借りてホテルへ。
午後 チェックイン後、撮影会社の打ち合わせへ。
夕方以降はフリータイム。
★翌日に備えて、ホテルでゆったり過ごす人が多い。撮影会社の打ち合わせが撮影当日にある場合は、初日からすべての行程を観光にあてることもできる。
- 2日目
- <撮影が午前の場合>
07:00 起床。ホテルで朝食。
09:00 撮影の支度を行う場所へ移動し、到着次第、支度スタート。
10:30 撮影スタート
12:00 撮影終了
<撮影が午後の場合>
12:30 少し早めに昼食を終えて、撮影の支度を行う場所へ移動。
14:00 撮影スタート
15:30 撮影終了
★着替えが終わり次第、解散そのまま観光へ出かけたり、ホテルに戻って休むなど、自由に過ごせる。撮影場所が2カ所以上ある場合や、サンセットを撮る場合などは、上記よりもウェディングフォトにかける時間が長くなる。
- 3日目
- フリータイム
★撮影も無事に終わり、何も気にせず一番のんびりできる日。観光やドライブ、マリンスポーツなど、思う存分に沖縄旅行を楽しめる。
- 4日目
- 午前 フリータイム
午後 お土産を買ったり、カフェでゆっくりして空港へ。
★飛行機の時間を夜にすれば、最終日もほぼ一日、観光・レジャーにあてることができる。観光のオンシーズンだと、レンタカーの返却時に混雑する場合があるため、余裕をもった行動がベスト。
3泊4日の滞在は、ご覧のようにウェディングフォトも旅行も余裕をもって楽しめるスケジュールになっています。
なお、沖縄でのウェディングフォトのスケジュールは、ふたりだけで沖縄結婚式を行う場合と大きく変わらないのも特徴です。以下の記事では、ふたりだけで過ごす沖縄ウェディングの魅力や気になる相場、おすすめの時期、さらに詳しいスケジュールを紹介していますので、参考にしてみてください。
関連記事:ふたりだけの沖縄結婚式の魅力と成功させるポイントを解説|ニュース│沖縄の結婚式・挙式・リゾートウェディングは【アールイズ・ウエディング】
<著者プロフィール>
いけだあかり
【経歴】
ウエディングプランナー10年目。「アールイズ・ウエディング」のプランナーとして沖縄・ハワイ・グアムの結婚式を200件以上担当したのち、全国約30店舗の旅行会社でリゾートウエディングを提案・販売する。これまで関わってきたカップルの数は1,000組以上。また、自身も沖縄で結婚式を挙げる。プランナーと卒花の経験を活かし、現在はWebライターとしても活動。ウエディングの記事執筆を担当する。
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